アルバイトの話
大学生時代、色々とバイトをしてみたが一番長かったのは喫茶店でのバイトでした。
3回生の10月頃から卒業までなので1年半くらいはやってたかな。
個人経営店ではなくチェーン展開されているような店でした。
オープニングスタッフという求人情報誌の響きに連れられて応募したような記憶。
オープンする前一月前くらいに集められ一通り研修のようなものを受ける。オーダーの取り方通し方、提供、レジのやり方、ドリンク・フードメニューも一通り。
俺と同じように初期メンバーに憧れていたであろうバイト仲間。
そんな初対面の方達と接客の練習をする。
店役と客役で役割を交代しながら接客の模擬訓練と言うやつ。コントですよね。
結構ミスるので笑って良いのかダメなのか。
こういうのは真剣にやればやるほどより面白くなります。
やってみてわかるが接客業というのは難しい。思ってもないのに愛想よくするのはレベル高い。皆仮面をかぶり頑張っているのだなと今ならわかる。7、8割ぐらいはイラついてるんじゃないかな🤔🤔
どこもそうかもしれないが時間帯でお客さんも様々。朝のオープンは渋めのおじいちゃんが来たり、ランチ前にはマダムたちがぞろぞろと来たり。みんなコーヒ好きよね。
接客業ならではかもしれませんがお客さんと多少なりとも話ができるってのは面白いとこかもです。内容は戦場でしたが。。。それはまた思い出しながら書きます。
さて、コーヒーにも様々な種類があって、味とか香りが違ってますよね。
喫茶店でバイトするまではまあ全部一緒ですやんかって思ってましたね。
サイフォンでコーヒーを入れるところだったんですけど、自分で作って飲み比べとか試飲をよくやらせてもらってました。豆で違うし、挽き方で違うし、混ぜ方などなど試すごとに違うんですよねこれが。
そういう小さなことだけど大事なことがあるんだ実感した瞬間ですね。魂は細部に宿るというか。全部意味があるんだなと。
今そんなこと考えながら仕事できてないなぁ〜。プロ意識とでもいうんでしょうかね。気をつけたいもんです。
そんな私は少し酸味の強いコーヒーが好きです。